食べチョク開発者ブログ

食べチョクエンジニアによるプロダクト開発ブログ

食べチョク開発チームがセブンルール(テレビ放送)に向けて行った負荷対策

皆さんこんにちは、エンジニアの西尾です。

2019年9月24日(火)、フジテレビ系列のテレビ番組 「セブンルール」 にて弊社代表およびサービスを取り上げていただきました。

テレビ放送開始直後、サイトにはいままでにないアクセスが押し寄せましたが、 システムを落とすことなく、かつパフォーマンスも落とすことなく無事に稼働させることができました。

今回はテレビ放送前に、食べチョク開発チームが行ったパフォーマンス対策を紹介いたします。

開発チームのミッション

放送日が決まった時、代表が一言、Slackにつぶやきました。

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サーバーを落とさない

放送中にサーバーは絶対落とさない。 この日から少しずつパフォーマンス対策を始めることにしました。

食べチョクのシステム構成

食べチョクはAWS上で運用しており、構成はとてもオーソドックスなものとなっています。

EC2,ELB,RDS,ElasticCache(Redis),S3,CloudFrontを主に利用しています。

フレームワークはRuby on Rails + React、DBはMySQLです。 データベースのレプリケーションは行っていません。

ボトルネックがどこになりそうか

遅そうだなあと、なんとなく思っている箇所はいくつもありましたが、 闇雲にパフォーマンス・チューニングをはじめても本当に効果があるのかはわからないものです。

ステージング環境にApache Benchをかけて、どこがボトルネックになりそうかを探ります。

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アプリサーバー、重い!

アプリサーバーがとにかく重くて、性能がでない。

放送日前までに行ったパフォーマンス対策

めちゃくちゃ高性能なインスタンスとDBを立てれば、高負荷にも耐えられる可能性があります。 しかしお金が無限にあるわけでもなく、アクセス数の見積もりが間違っていたらサーバーが落ちてしまう可能性があるため、 アプリのパフォーマンス改善も行いました。

NewrelicとPrometheus(Grafana)を見ながら、1つずつ重い箇所を改善していくことにしました。

改善1. N+1 クエリ と N+1 partial rendering の撲滅

N+1クエリ、気をつけているつもりですが、ちょいちょいいました。 また一覧系のViewに N+1 partial renderingもいて、パフォーマンスを悪化させていました。

まずは簡単なところから改善。

改善2. 重い処理を分割・改善する

たとえば、以下は改善前の商品情報ページのコードですが、もうなんというか見ただけで重そうで、実際重かったです。

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改善前の商品詳細のコード

重い処理があるとサーバーが詰まってしまうので、一部を別処理・別APIに切り出したりしました。 Fat Controllerも改善できて、よかった。

改善3. ムダにデータを読み込んでいるところを無くす

不要なデータを読み込んで、かつレンダリングまでしている箇所がいくつもありました。 たとえば生産者一覧画面。HTMLをよくよく見てみると...

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無駄なデータ読み込みを排除

データは全部読んで、CSSで隠してました。ひえぇ。

改善4. Fragment Cacheを利用する

Railsのビューレンダリングは遅いし、重いです。

Fragment Cache を入れられるところは入れていき、 処理速度を改善していきました。

改善5. 共通ヘッダーを軽くする

ヘッダーは基本全画面に表示されますが、微妙に処理が遅かったです。 ここを少し早くすれば全ページの読み込み速度が改善されるので、キャッシュを部分的に入れるなどして速度改善をしました。

改善6. 静的ファイルをCDNで配信する

画像ファイルはCDNを経由して配信していたのですが、 jsファイルや一部バナー画像などはWebサーバーから直接配信していました。

Webサーバーの負荷は少しでも軽くしたいので、これらをCDN経由で配信するように改修しました。

改善7. RailsでDBレコード取得部分のキャッシュを入れる

アプリサーバーはスケールアウトできるのですが、 データベースは現状レプリケーションを行ってないため、スケールアウトができない状態です。

データベース(RDS)のスケールアップはすぐにはできず、 テレビ放送中にデータベースがパンクしたらシステムダウンを発生させてしまう可能性がありました。

マルチDB対応は時間的にもすぐにはできないと判断し、 今回はDBのレコードを部分的にRailsでキャッシュさせ、 データベースアクセスをできるだけ少なくするような改修をしました。

このキャッシュ機能は基本的にはオフにしているのと、重要な処理では使わないようにしています。 例えば商品詳細で商品レコードをキャッシュして、 実際には商品が売り切れているのに売出し中と表示されてしまう、みたいな問題が起きないように注意しました。 またキャッシュクリアの仕組みも作りました。

テレビ放送中は、キャッシュをTTL=15分でONにすることでデータベースの負荷を下げることにしました。

改善8. アプリサーバーのパフォーマンス・チューニング

普段はアプリサーバーにはEC2のmediumインスタンスを使っていますが、 テレビ放送当日はc5.2xlargeを使いました。

最初はxlargeくらいにしようと思っていましたが、負荷試験を再度したところ、 思いの外CPUがいっぱいいっぱいでレスポンスが悪くなりがちだったので、2xlargeを使うことにしました。

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2xlargeは高いけど、使っちゃうか

2xlargeのインスタンスに合わせて、puma(アプリサーバー)のworker数とthread数を調整しました。 また、DBのconnection poolの値もworker/thread数に合わせて増加させました。

改善9. ELBの暖気申請を出す

これはパフォーマンス・チューニングではないのですが、 ELB(ロードバランサー)は突然の高負荷でアクセス不可になってしまう可能性があります。

DevelopersIOの記事 を参考に、AWSにあらかじめELB暖気申請を出しておきました。

サーバーが落ちた時のために

放送日前日までパフォーマンス対策を行っていましたが、 システムが落ちない保証はありません。

最悪の事態に備えて、Sorryページ(エラーページ)も作ることにしました。 使う事態にならなくて助かりましたが、一応以下ページを用意していました。

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Sorryページ

そして迎えたテレビ放送

9月24日のセブンルール(テレビ放送)は、夜の23:20から始まりました。 本番開始直後の開発チームのSlackを張っておきます。焦っていて日本語がおかしい。

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放送が始まった時のSlack

システムが落ちないか心配で、放送時間中にはちゃんとテレビは見られませんでした。 Grafana(モニタリングツール)とGoogle Analyticsを見ながらサーバー落ちるなと祈っていましたが、 放送開始から終了までの30分間、アクセスを無事さばき切ることができました。

パフォーマンスはどうだったか

番組放送中の食べチョクトップページと商品詳細ページのパフォーマンスは以下のとおりです。

放送中でめちゃくちゃアクセスが来ているにもかかわらず、問題ないパフォーマンスで アクセスをさばけました。

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放送中のトップページのパフォーマンス

トップページ (User::TopController#show) のパフォーマンスが0時30分過ぎから落ちているのは、 改善7でいれたDBのレコードキャッシュ機能をオフにしたためです。

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放送中の商品詳細ページのパフォーマンス

商品詳細も高速にレスポンスを返しています。

おわりに

食べチョクが地上波に30分間取り上げられるのは初めてで、 サイトにはかつて無いアクセスが押し寄せましたが、無事乗り切ることができました。

パフォーマンス対策にあたり、ISUCON 参加の経験が役に立ったなと感じました。 「推測するな、計測せよ」が重要で、Newrelic+Grafana(モニタリングツール) と実装を見比べながら、地道に改善を行いました。 ISUCON、今年は忙しくて参加できなかったのですが、来年は開発チームのメンバーと出場できたらと目論んでいます。

これからも食べチョクには、どんどん新しい機能を盛り込んでいく予定ですが、 パフォーマンス対策も忘れずに実装いけたらと思います。

放送を見逃した方へ

以下サイトで10/1(火)22:30まで見逃し配信をしています。

tver.jp

ktv-smart.jp

関連リンク

よろしければこちらも御覧ください。

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Serverless Frameworkで進捗レポーティングツールを作成した話

皆さんこんにちは、エンジニアの西尾です。

今日は食べチョク開発チーム内で利用している、進捗レポーティングツールのご紹介をいたします。

TL;DR

  • 食べチョクの開発チームはJIRAを使ってタスク管理をしているが、JIRAのレポートが見づらい & 使いづらい
  • JIRAのレポートは使わずに、独自にGoogle Spreadsheet上にレポートを出力して進捗を見ている
  • Google spreadsheet上にいい感じのレポートを生成するツールをServerless Framework + Google App Scriptで作成した
  • Serverless Frameworkで作成したツールは、オープンソースで公開します(本文参照)

JIRAのレポートが見づらい & 使いづらい

食べチョクの開発チームでは、スクラムを組んで開発を行っています。 スプリント期間は1週間、短く回してなるべく素早く開発をこなすようにしています。

今回はスクラムの話は置いておいて、この開発にかかせないツールがJIRAです。 JIRAにはスクラムボード & カンバン機能など、アジャイルツールが充実しています。

JIRAはタスク管理ツールとしては申し分ないのですが、レポート機能に関しては不満があります。

たとえばベロシティチャート。各スプリントの消化ポイントはだせますが、 スプリント内でどのタスク・エピックをどのくらいこなしたのかパット見でわかりません。 開発チームでは、大きな機能の改修にはエピックをつけて進捗のトラッキングをしています。

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JIRAのベロシティチャート。スプリントのポイントブレブレじゃん、っていうツッコミは、なしで

ベロシティもエピック毎、担当者毎、タスク種別(バグ or not)毎に見て振り返りをしたいのですが、簡単に出力できないのが辛い。

エピックレポートもいちいち1つずつレポートを見ないといけないのですが、 これも複数タスクを俯瞰して見られたらなあという思いがありました。

欲しかったレポート

JIRAのレポートが見づらいのならば、別途Google spreadsheetなりなんなりで出力すればいいのでは。 欲しかったレポートは以下のとおりです。

ベロシティチャート (エピック毎、担当者ごと、タスク種別毎)

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ベロシティの内訳は? どのタスクをどのくらい消費したの?が一発でわかるグラフ

エピックの進捗

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このエピック、進捗悪すぎじゃない? っていうのがひと目で分かるグラフ。ごめんなさい

Serverless Frameworkでサクッとツールを作る

このくらいのレポートを出力するだけならば、 正直Google App ScriptをJIRAにつないで、ごにょごにょするだけで作れそうだなあという気がします。

でもせっかくだから、レポートの元データを作る処理を今流行りのサーバーレスアーキテクチャで作ってみようかなと思い、 以下技術を使って作ってみることにしました。

  • Serverless Framework
    • インフラメンテとかしたくないので、作るならサーバーレスかなぁ。フレームワークはメジャーっぽいやつ選んでみるか、くらいのノリで採用しました。
  • Node.js
    • ローカル環境で開発したいです。Nodeがツール周りで一番充実してそうだったので選択。
  • Typescript
    • 型がほしい
  • DynamoDB
    • ServerlessならDynamoDBだろうくらいのノリで選んだ
  • AWS
    • 食べチョクはAWSで動いている
  • Google App Script + Google Spreadsheet
    • グラフ描画を独自に作るのは辛いし、そこまで工数かけたくないので、結果出力はGoogle Spreadsheetに。

サーバーレスアプリケーション側は、シンプルに以下のようなJSONを返すような作りにしました。 Google spreadsheet(Google App Script)側では、この結果をグラフに落とし込むところだけを実装しています。

[
    {
        sprintName: "dev-sprint-66",
        epicId: "ここにエピックID",
        epicName: "ここにエピック名",
        point: 10
    },
    {
        sprintName: "dev-sprint-66",
        epicId: "別のエピック",
        epicName: "ここにエピック名",
        point: 8
    },
]

作ったツールを公開します

完成したツールは以下のとおりです。

github.com

Google App Script側のコードは公開してないのですが、レポートの元データを作り出すツール側のみ公開してます。

このツールは、弊社開発チームのレポート出力機能に特化しており、そのまま他の会社・プロジェクトで使えるものではないと思っています。 しかし、Serverless Frameworkでアプリを作るとこういう感じになるよ、というexampleにはなるかなと思い、今回公開することにしました。

おわりに

開発チーム内で使っているツールを、サーバーレスアプリケーションとして作成しました。 せっかく作ったので、サーバーレスでアプリ作るとこうなるよ、というサンプルには使えるかなと思い、ソースも公開することにしました。

サーバーレスアプリケーションは、インフラ管理の手間もなく、サクッとアプリを作れるのは楽だなと感じました。 今後簡単な社内ツールは、サーバーレスで作っていけたらなと思っています。

検索機能を大幅カイゼン!2019年8月のカイゼン内容のご紹介

こんにちは、食べチョクエンジニアの鹿倉です。

8月17日に食べチョクは2周年を迎えました!
今年も恒例の企業さんへのお野菜お配り企画を実施し、エンジニアも総動員で企業訪問してきました。社内では、「あの会社、無理やりエンジニアに野菜配らせるとか肉体労働させてやばい・・・とか思われないだろうか」と言う声も上がりましたが、エンジニア陣は前職のエンジニア仲間に会えたりもする良い機会なので結構、楽しくやっています。

そんなイベント盛りだくさんの8月もたくさんのカイゼンを行なっております!

8月の改善サマリー

  • カイゼン数: 80 項目
    • 新機能: 42 項目
    • バグ改修: 14 項目
    • その他: 24 項目

この中からいくつかカイゼンをピックアップしてご紹介いたします。

1. 商品を都道府県から検索できるようになりました!

自分の地元の野菜が食べたい、四国のお野菜が食べてみたい、など産地で選びたいという声を多数頂いておりましたので追加した機能です。
元々、フリーワード検索から都道府県を入力することで検索することもできましたが、今回のカイゼンでより精度の高い都道府県検索が可能になりました。

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2. 生産者を検索できるようになりました!

今までは商品の検索しか行うことが出来ませんでしたが、生産者も検索できるようになりました。
栽培方法や都道府県での絞り込み検索も可能です。

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生産者によって、同じ品目でもこだわっているところや土地柄など全然違います。
是非、いろんな生産者を探してこだわり内容をチェックしてみてください!

www.tabechoku.com

3. コンシェルジュ便の領収書を発行できるようにしました!

これまでは通常のご購入のみ領収書が発行できましたが、コンシェルジュ便(おまかせ定期便)でも発行できるようになりました。
初回申し込み画面からは領収書発行の設定はできません。
領収書発行を希望の方は、「マイページ -> コンシェルジュ情報 -> お申込み内容の変更」にて以下の更新をお願いいたします。

  1. 「 領収書の発行を希望する」にチェック
  2. 「宛名」を入力
  3. 「但し書き」を入力(任意)
  4. 「更新する」ボタンを押下

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4. 生産者向けに支払明細確認機能を追加しました!

実はいままで、生産者様へのお支払い明細はメールでのみお送りしておりました。(汗
この機能により、明細一覧・詳細の確認、PDFダウンロードが管理画面よりできるようになりました。

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※本機能は2019年6月分の売上以降を対象としております。

5. 2周年記念の特集ページ公開しました!

2019/8/17に食べチョクは2周年に伴いキャンペーンページをリリースしています。 (2019/8/31に終了しています)

www.tabechoku.com

キャンペーンのツイートも多くのリツイートを頂きました!
また、オフィス訪問についても多くのご依頼を頂き大盛況でした。

下記のキャンペーンの様子です。 twitter.com

今回、ご応募いただいたのに訪問できなかった企業様、大変申し訳ございませんでした。
来年も実施予定ですので、来年こそは訪問させてください!

最後に

今月から食べチョクは3年目を迎えます。
今まで以上にスピード感を持ってカイゼンに取り組みます。

引き続き、食べチョクをよろしくお願いいたいます。

祝!肉チョク・魚チョク始動!2019年7月のカイゼン内容のご紹介!

こんにちは、食べチョクエンジニアの鹿倉です。

7月に、食べチョクでは95項目の機能カイゼンを行いました!

7月はなんと言っても「肉チョク」「魚チョク」(食べチョクでの肉・魚取り扱い開始)のリリースがありました。 また、代表のテレビ出演が2度もあり、エンジニアはスパイクアクセスへの対応にも追われるなど、とても忙しい月でした。

肉魚の取り扱い開始に合わせて、システム側もデータの持ち方を変えるなど、目に見えない部分のカイゼンも行なっています。 これらシステム内部の話も掘り下げて紹介いたします。

7月の改善サマリー

  • カイゼン数: 95 項目
    • 新機能: 52 項目
    • バグ改修: 25 項目
    • その他: 18 項目

上記の中から、主要な改修をいくつかピックアップしてご紹介いたします。

1. 肉魚の取り扱い開始! 肉チョク・魚チョク特集ページを追加しました

食べチョクでお肉、魚介類の販売をはじめました。 特集ページも新たに作成し、絶品のお肉・お魚をいくつか紹介しております。

www.tabechoku.com

今回取り扱いを開始した商品、どれも絶品なのでぜひ食べてみてほしいです。 あまりに美味しくて、個人でも紹介記事を書いてしまいました。

note.mu

2. 商品カテゴリーを追加しました

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実はいままで、食べチョクの商品は肉、魚、野菜、果物などのカテゴライズがされていませんでした(汗)。 これらの情報は、商品に対してすべてタグ付けする仕組みにしていました。 生産者様は、お米であれば「米」などのタグをセットしたり、桃であれば「果物」というタグをセットしたりする仕組みです。

このタグ付けの仕組み、自由度が高すぎることもあり、商品数が増えてくるに従って商品検索の精度が悪くなっていきました。 ユーザーさんは「果物」を探したいのに、欲しい情報がちゃんとでてこない。

今回カテゴリーを追加したことにより、より欲しい商品情報にたどり着きやすくなりました。

3. 品目/商品に入っているお野菜データの整理しました

品目/商品に入っているお野菜のデータを整理しました。 このカイゼンは、まだユーザの皆様への影響はありませんが、今後より便利にご利用いただくための修正になりますのでご紹介させていたします。

これまでの課題

いままで、商品にタグ情報は持っていましたが、データとして扱いやすい品目情報(例えばグラウンドペチカはじゃがいもである、といった情報)として持っていなかったり、 各箇所で利用している情報が統一されておらずバラバラの状態でした。
その為、検索精度が良くなかったり、オススメ商品や類似商品の提案が難しい仕組みになっていました。

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商品の品目
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セット商品の入っている品目

今後のカイゼン

今回、システムの内部で品目情報/入っているお野菜の情報の大幅な整理・改善を行いました。 この対応により、今後、検索精度の向上や確度が高いオススメ商品のご提案できるようになります。

是非、今後の食べチョクを楽しみにしていてください。

その他のカイゼンのご紹介

食べチョクコンシェルジュ(おまかせ定期便)を継続していただくとクーポンをプレゼントするようにしました

毎回、違う生産者から野菜セットが届く食べチョクコンシェルジュ。 ご継続頂いているお客様に、お届け回数に応じて食べチョクでご利用いただけるクーポン券をプレゼントいたします。 お買い物の際は、お得なクーポンをご利用ください。

食べチョクコンシェルジュお申し込みページをリニューアル

食べチョク コンシェルジュ|農家直送・安心・新鮮な有機野菜のネット通販

食べチョクコンシェルジュお申し込みページをリニューアルしております。 まだ食べチョクコンシェルジュのことを詳しく知らないお客様。 是非チェックしてみてください。

テレビ放送に向けての負荷対策を実施

テレビ番組に代表の秋元が出演いたしました。

  • 7/21 BSテレビ東京「14歳からのスタートアップ」
  • 7/26 テレビ朝日「朝まで生テレビ!」

この放送に合わせて、急激なアクセスがあってもシステムダウンしないように負荷対策を行いました。 大きなアクセスに合わせてスケールアップ、スケールアウトできる構成に変更しております。

また、実際のアクセスを想定した負荷試験も実施し、今後のテレビ露出にも大丈夫なようにしております! 今後もテレビ放映の予定がありますので、出演の際にはチェックしてみてください。笑

8月からはエンジニアも1名増えて、今後大きめのカイゼンを予定しております。 引き続きよろしくおねがいいたします。

2019年6月のカイゼン内容のご紹介!

こんにちは。食べチョクの鹿倉です。

食べチョクは、お客様・生産者様からのご意見を頂きながら、日々サービスの改善を行なっています。

今月より改善の内容や新機能などについて月次、週次でご報告してまいります。

是非、新機能などここでチェックしていただければと思います。

6月全体では以下の件数の改善を行なっております。

6月の改善サマリー

67件(機能改善:45件 、バグ改修:13件、その他: 9件)

上記の中から、いくつかピックアップして改善内容をご紹介いたします。

1. お中元特集ページを追加しました

お中元シーズンに向けてお中元特集をリリースしております。熨斗の対応なども可能な商品を集めております。

個人だけでなく法人のお客様も是非ご利用ください。

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2. コンシェルジュのお届け農家の選定の精度向上

毎回違う農家さんからお野菜が届く定期便サービス(食べチョク コンシェルジュ)の改善を行なっております。

お客様によりマッチする農家さんが選ばれるよう、裏側の選定機能(過去の注文の評価、地域などを加味する機能)の改善です。

目には見えない機能ですが、リピーターのお客様に喜んでもらえるよう日々改善しているサービスですので、是非ご利用ください。

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3. 購入履歴でレビュー済みかどうかを明記

お客様より多くのレビューを頂いておりますが、リピーターのお客様よりどの商品がレビュー済みか分かりやすくしてほしいといったご意見を頂きました。

購入履歴一覧にレビュー済みかどうかを明記するようにしております。

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4. 予約販売商品はお届け開始日を明記

今までは予約販売商品はいつからお届け可能か注文ページまで行かないとわかりませんでしたが、商品ページにて確認できるようになりました。

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5. 注文時にローディングアニメーションを表示

注文確定時に少し処理が長いことがあるのでローディングを表示するようにしています。

6. 住所登録時のバリデーションを追加

郵便番号と市町村の整合性取れていない場合は、警告を出すようにしました。

6月は7月、8月にリリースに向けての改修が多かったですが、 来月の改善報告では、また楽しみな報告ができると思いますので、引き続き食べチョクをよろしくお願いいたします。

2019年6月の生産者向け機能のカイゼン内容のご紹介!

こんにちは。食べチョクの鹿倉です。

食べチョクはエンジニアも直接生産者の皆様と連携を取りながら、日々サービスの改善を行なっています。

今月より改善の内容や新機能などについて月次、週次でご報告してまいります。

6月全体では以下の件数の改善を行なっております。

6月の改善サマリー

67件(機能改善:45件 、バグ改修:13件、その他: 9件)

上記の中から、生産者向けの機能改修をいくつかピックアップしてご報告します。

1. お届け日指定不可の商品を作成できるようにしました

今までお客様が購入の際、必ずお届け日を指定できるようになっていましたが、予約販売商品などお届け日をお約束できない商品もあるため、お客様がお届け日を指定できないように設定できるようにしました。 お届け日指定不可の商品は注文時に収穫でき次第お届けという旨のご案内をいたします。

2. 商品のお届け希望日指定可能期間を設定できるようにしました

今まではお客様が注文時に商品のお届け希望日を3ヶ月先まで指定できました。 生産者様より商品によっては長過ぎるとのご意見を頂き、今回、注文頂いてからのお届け日を指定できる期間を設定できるようにしました。

3. 注文一覧の改善

注文一覧に商品名を表示するようにしました。また、お届け日やステータスで並び替えができるようにしました。

4. 冷凍便設定をできるようにしました

今までは商品のクール便設定にて「冷蔵」しか設定できませんでしたが、「冷凍」も設定できるようになりました。 冷凍の場合は期間指定の必要はございません。

5. 注文詳細ページのデザイン調整

注文詳細は情報量が多いため、細かい微調整で生産者様の使いやすいようなデザイン調整を入れております。

6月は7月〜8月に向けての改善が多かったため、告知できる改善ボリュームが少ないかもしれませんが、内部的には今後に向けての改善をかなり行なっております。引き続き、生産者様と共により良いサービスを目指して行きますので、どうぞよろしくお願いいたします。

Developer向け企業アカウントの初ツイートを調べてみた

こんにちは、エンジニアの鹿倉です。

この度、食べチョクも開発者向けのツイッターアカウントはじめました。

イベントやメンバーの登壇情報、食べチョクの技術やリリース情報について配信していきたいと思います。 リリース情報については、生産者(農家)さん向けのシステムアップデートについてもツイートして行こうと思っています。

ということで、アカウント作成しましたが、1番最初のツイートを何にしようか、熟考しておりました。

ボケるのか、普通に行くのか・・・ 全然思いつかないので、普段よく使っているサービスのDeveloperアカウントの最初のツイートを参考にしようと思い勝手に調べてみました。

メルカリさん

いい。すごいいい。manコマンドで説明するセンス。痺れる〜。こういうのやりたい。

Cookpadさん

1ツイート目なんて関係ねぇぜ!って感じですね!惚れる!惚れるよ!

Wantedlyさん

出たー!HelloWorld!やっぱエンジニアならこれですよ!これこれ!

freeeさん

HelloWorld2票目!これは強いぞHelloworld!

SmartHRさん

Developer用アカウントではありませんが、SmartHRさんのツイートも気になったので調べてみました。

これは強すぎる!

ありがとうございます。

なんか見えてきたぞ。大体、初ツイート固まってきました。

これでいきます