こんにちは、松久です。
デザインチームでは日々いろいろなことに取り組んでいます。 取り組むタスク(バナーづくりや、UIデザイン、マークアップなど)は、GitHub Project で issue を使って管理しています。 管理はしているのですが、誰が取り組むのかを決めていく上で悩ましいことがあります。 それは担当者の割り振り方法です。
今回は、悩んでいて解決していないアサインの話です。
現在のアサインの決め方
現在は、マネージャー(松久)が issue を見ながら誰に担当してもらうかを決めています。 issue には、グラフィック(バナーや、印刷物など)やUI など様々な依頼の種類があり、それぞれ得意な人にお願いしています。 なにかトラブルが起きているわけではないのですが、私が取りまとめて依頼をしているので「自主的に取り組んでいる」とはいい難く、私がいないと誰が何をやるのか決まらないことになっています。
このような状況になっている理由は以下の通りです。
- issue をみんなが揃っている時に、みんなで見ていない
- チームメンバーには限られた時間帯で稼働している人もいる(約半分)ため全員が揃う時間は有りません
- issue を見て何をするのか判断して業務に取り組んでもらう必要があります
- 何をするのか書いていないissueがある
- 何を実現したいのかわからないので、担当者に聞いて確認したり、相談したりすることが必要になります
- issue の担当者に詳細を聞くとしても、担当者とデザイナーで勤務する時間帯が必ずしも同じとは限らず、詳細が分かるまでに待機時間が発生することもあります。
- 急ぎの取り組みが多い
- 20営業日の間に平均14件前後の急ぎがあります
- 急ぎの対応が必要な場合、自主的に取り組むのではなく、なんとかする!という気持ちで担当を決めてしまうことが1日に1回ぐらい発生しています
この状態だと、やらされている感がどうしても出てしまいます。チームで成果を出していると感じることも少なくなりそうです。
少しでも解消するために
何をするのか書いていないissueを減らしたり、わからない状態を脱しやすくする取り組みを始めました。issue に書いていない、読んでもわからないことをハッキリさせるために、GitHub Project のボードに「Un Ready」というカラムを用意して issue を入れることにしました。 このカラムのことを他チームとも共有して、空のissueに情報を書いてもらったり、取り組むための情報が足りていないことを知らせることが出来るようになりました。
おわりに
理想はあるけれど、いくつかの理由で現実との差分が生まれている状態です。 いちどに全部を解決することは難しいですが、1つ1つ解決をしてチームで「食べチョク」の改善ができるようにしていきます。